2011年10月02日

テレビ番組は一人の出演者で決まる

アメリカン・アイドルは全米では視聴率No1が売りである。

しかし、昨年、名物審査委員のサイモン・コーウェルが抜け
ジェニファー・ロペス、スティーブン・タイラーが加わったたが
途中で見るのをやめてしまった。
あまーーいのである。

サイモンのうりは厳しさと優しさ、の別妙なバランスだったのが、
只管甘い番組になってしまった。

さて、番組スタート以来、この番組の顔であったサイモンは何故番組を去ったのか?

イギリスで放送されているXファクターという番組の審査委員を努めていて
アメリカでこの番組を放送するにあたり、審査委員のみならず、番組の「制作」にも
加わる、という事で、アメリカン・アイドルをやめ、より裁量が大きい番組に乗り換えたのである。

(サイモンは、イギリスの別のオーデション番組で、あのスーザン・ボイルを見出している)

で、そのXのPremiereというのが、昨日開局したBSのFOXチャンネルで放送されたのだが
アメリカン・アイドルを蹴飛ばす内容になっていた、もう完勝である。

かつてアメリカン・アイドルで審査員を務めていて、ギャラが折り合わず
降板したポーラ・アブドゥルとコンビを組んでの番組の雰囲気は
まさに全盛期のアメアイ。

しかも、下手な人の貶し方も、上手な人の褒め方も、
現在のアメアイ審査員とは全く次元が違うのである。

番組は単なるオーディション番組ではない所がポイント。

どんな素人出演者にも、人生がある。

シングルマザーで子供を育てて歌手になる夢を42歳まで温めていた人、
アルコール中毒から抜けだして70日で新たな人生を決意した小さな小さな子供の父

いろんな人のバックグランドとそれを応援する家族たちを上手に取り入れて
オーデションシーンを作るので、
合格を聞いて涙ぐみ年老いたお母さんの姿を見ると、こちらまで
もらい泣きしてしまうのである。
(今日の放送でも3回ないた)

そんなシーンを華麗に演出するのが、サイモンなのである。
厳しい鬼審査員という世間の評判に対して
時折発する温かい言葉と、態度がさらに感動を深めるのである。

褒めまくり、落とすのに謝るジェニファー・ロペス、スティーブン・タイラーコンビニは
できない感動を演出できるひとなのである。

まもなくアメリカン・アイドル12シーズンがスタートするが
こうしてかつての番組の顔が新たな同じような番組をスタートさせてしまうと
結構厳しい競争になるのではないか、と思う。

たった一人の人が、
番組のトーンを決めて、
番組の成否を決めるのか、
今後が楽しみである。

ちなみにどちらFOXで放送なんで、
どっちが良くてもOKなんだろうけど、
制作しているプロダクションが不眠不休だろうなぁ
posted by bing at 19:11| 香港 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・映画・・・メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月19日

テレビ朝日の内容は少し酷くないか?

プロダクトプレースメントという手法がある。

ハードディスクレコーダーの普及などにより
CMを視聴者が飛ばしまくる、という現状では
ますます、注目される手法だとおもう。

企業は、CM枠を買うのではなく、
番組中で主人公などがさり気なくその商品を使うことで、
CM的な効果を得る、というもの。

スターバックスは創業以来、しばらくテレビCMを放送しなかった。
そのかわり、アリーマイラブやYOU’VE GOT A MAILなどの映画で
商品を露出させ、効果的に宣伝効果を得た、という話を何かで昔読んだことがある。

さて、テレビ朝日。
タカアンドトシが司会を務める「お試しかっ」のかえれま10の店はどのようにきまるのか?
シルシルミシルで紹介しる工場はどのように決まるのか?
爆笑問題が司会の番組ではコンビニの商品などが取り上げられるが
宣伝ではないのか?

かねがね、怪しい、とは思ってきた。

先日、某大企業のマーケで働く友人と話をしていたら、
上記のどれかの番組(忘れてしまった!)買いましょうか?
と広告会社から提案があった、という話を聞き、
さもありなん、と思ったわけである。

例えば、川越シェフのコーナーは、
5品のウチ、2品はボロカスに言われて、残りの3品はうまい、うまい。
もしこれで、全体がプラスになる、という判断を企業がするのであれば、
早送りを押されることもなく、お金を払った効果は十分得られると思う。

放送局の経営も、厳しいなどのニュースや
CMが見られない、という話題の中、
放送局がこのような新商品を放送するのは勝手といえば勝手かもしれないが、
少なくとも、新聞では、企業からお金をもらって作られた記事のような公広告には
「広告特集」などのタイトルが付いている。

どこかのファミレスで、おいしい、おいしいを連発しながら
番組が放送されても、そういったクレジットは一切無く、
翌日にはアホみたいにお客さんが殺到する、というのが
あたかも番組のように放送される、というのは正しいのだろうか?

お笑い芸人だけ変わって、
もし、本当に上記の番組が、そのような方法でお金を稼いでいるとすると
その是非はともかく、なんか志のない話だな、と思う。

テレビが自らの基準をどんどん下げて
広告まがいの番組を放送していると
長い目で見れば、自らの首をしめているようなきがするんですけどね。

メグ・ライアンとトムハンクスがスタバのコーヒー飲んでるのが
すごく可愛く感じられるほど、あざとい番組が増えているんでしょうかね。
posted by bing at 19:37| 香港 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・映画・・・メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テレビ朝日の内容は少し酷くないか?

プロダクトプレースメントという手法がある。

ハードディスクレコーダーの普及などにより
CMを視聴者が飛ばしまくる、という現状では
ますます、注目される手法だとおもう。

企業は、CM枠を買うのではなく、
番組中で主人公などがさり気なくその商品を使うことで、
CM的な効果を得る、というもの。

スターバックスは創業以来、しばらくテレビCMを放送しなかった。
そのかわり、アリーマイラブやYOU’VE GOT A MAILなどの映画で
商品を露出させ、効果的に宣伝効果を得た、という話を何かで昔読んだことがある。

さて、テレビ朝日。
タカアンドトシが司会を務める「お試しかっ」のかえれま10の店はどのようにきまるのか?
シルシルミシルで紹介しる工場はどのように決まるのか?
爆笑問題が司会の番組ではコンビニの商品などが取り上げられるが
宣伝ではないのか?

かねがね、怪しい、とは思ってきた。

先日、某大企業のマーケで働く友人と話をしていたら、
上記のどれかの番組(忘れてしまった!)買いましょうか?
と広告会社から提案があった、という話を聞き、
さもありなん、と思ったわけである。

例えば、川越シェフのコーナーは、
5品のウチ、2品はボロカスに言われて、残りの3品はうまい、うまい。
もしこれで、全体がプラスになる、という判断を企業がするのであれば、
早送りを押されることもなく、お金を払った効果は十分得られると思う。

放送局の経営も、厳しいなどのニュースや
CMが見られない、という話題の中、
放送局がこのような新商品を放送するのは勝手といえば勝手かもしれないが、
少なくとも、新聞では、企業からお金をもらって作られた記事のような公広告には
「広告特集」などのタイトルが付いている。

どこかのファミレスで、おいしい、おいしいを連発しながら
番組が放送されても、そういったクレジットは一切無く、
翌日にはアホみたいにお客さんが殺到する、というのが
あたかも番組のように放送される、というのは正しいのだろうか?

お笑い芸人だけ変わって、
もし、本当に上記の番組が、そのような方法でお金を稼いでいるとすると
その是非はともかく、なんか志のない話だな、と思う。

テレビが自らの基準をどんどん下げて
広告まがいの番組を放送していると
長い目で見れば、自らの首をしめているようなきがするんですけどね。

メグ・ライアンとトムハンクスがスタバのコーヒー飲んでるのが
すごく可愛く感じられるほど、あざとい番組が増えているんでしょうかね。
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2011年09月18日

ウディーアレン的世界について考える

ウディーアレンといえば、
最初に知ったのは、歴史的書籍としての西武の広告を扱った本だった。

おいしい生活
という糸井重里さんのコピーと共に、
習字で外人が書きました、という半紙をもった彼が
その広告写真にはいました。

その後、枯れの映画を幾つかレンタルしたりしましたが
精神的にややおかしい彼の役柄の男が
常になんか文句を言い続けるような映画で
途中で挫折したり、話を追うのに疲れてしまったこと多数。

「世界中にアイラブユー」というウディーアレンが撮った
ミュージカル映画!というのは何回かかりましたが

そもそも彼の映画は、
今は亡き恵比寿の映画館という所謂単館でしか上映されず
自分はこんな映画が好きなんだ、ということをアピールしたいだけに
デートでみにいくようなもんでしたw

「アルマゲドンとか見てる奴は死ねよな」とか言いながらね
(実は3回見て毎回泣いてるんだけど)

そんな彼の最新作なのかな、
「人生万歳」
(原題 Whatever Works)は、なかなか見やすくて、しかも面白い映画でした。

皮肉、気難しさ、民主党的、大人、知的、でもバカバカしさ、正気、狂気
爆笑というよりはニヤ、そんな所謂ウディーアレン的な映画でした。

しかも本人が出ていなくて
多分、本来なら本人が演じていたであろう俳優もリアルでよかったです。
posted by bing at 23:24| 香港 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・映画・・・メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月17日

「ザ・ホワイトハウス」と「アメリカン・プレジデント」

少し古い映画で、「アメリカン・プレジデント」というのがある。

マイケル・ダグラス演じる男やもめの大統領が、
ロビーストの女性と出会い、なんだかんだがあって
幸せになる、というホワイトハウスを舞台にした
大人のラブコメディ、という感じで、嫌いではない映画だ。

で、久々にこのDVDを借りて見ていたら、
大統領補佐官が、AJという役名でマーティン・シーン=ザ・ホワイトハウスの大統領役
報道官役は、ドラマでは、安全保障担当の補佐官、
他にも映画とドラマに共通して出演している役者がいた。

そこでWIKIで調べてみると
この映画の脚本を担当したのがアーロン・ソーキンという人で
ザ・ホワイトハウスの演出を担当していた
(ちなみに彼は「ソーシャルネットワーク」の脚本も担当している)

つまり、映画、テレビドラマで、
政治の正解を舞台にしたプロデューサー/脚本家/演出家がいて
10年以上の時をかけて、政治の正解を舞台にしたエンタテインメントを作り続けている、
というのが、すごく印象的だった。

首席補佐官が、テレビドラマでは大統領ってのも
なかなか笑える話だし、セットは使い回しているのではないか、という気もするが
どうでもいいことだ。

政治ドラマ、というジャンルが成立するアメリカ、という国の懐の深さを感じる。
テレビをつければ、ジャニタレが定期的に出てくるドラマで溢れている我が国の惨状と、
とにかくセリフにより、ドラマを紡いでいくアメリカのドラマの質の高さを感じてしまうのである。

ちなみに、皮肉なもんで、FACEBOOKの設立者マーク・ザッカーバーグのFBページをみたら
好きなドラマにザ・ホワイトハウス(原題 the west wing)と書いてあった。
このドラマの脚本家/演出家が、後に自分の生涯を描く映画の脚本を書くとは思っていなかったと思う。

アメリカン・プレジデント
ザ・ホワイトハウス
posted by bing at 23:37| 香港 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・映画・・・メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月02日

野田総理の醸しだす安心感

昨夜深夜の番組で[
「いい声芸人」というのをしていた。

芸人の声は、いい声よりは、変な声のほうが、笑いが取れる。

一方で、政治家の声、あるいは話し方、ということを、
今日就任した野田総理の記者会見で意識した。

菅、鳩山の会見は
なんか、聞いているとイライラしたのである。

それは声もあるし、話し方もある。
でも、実はそれ以外にも、何をいいだすかわからない、という不安定感や
そこで発せられる言葉の軽さ、みたいなことを感じてしまう言葉だった。

市民運動家が駅前で演説しているのを
無理やり聞かされるような不快感、といっていいのかもしれない。
(地震、原発事故の直後の菅総理の言葉は本当に「無」だった)

野田さんの話し方が安心できるのは
いわゆる戦後の政治家のような話し方だからかもしれない。

突飛なことは言わず、言葉を選んでいるものの、よどみはなく、
それでいて中身がない、という。w

自民党の政治家のような話し方をする総理は駄目だ、
そう言い出す人もいるだろう。

でも、それでいいと思う。

奇抜さや、ME、ME、MEという政治家が首相になった時にどんなことが起こるのかは
十分勉強した。
自民党の総裁のように話さない人々は、結局なにも成し得ず退陣したのである。

派手がないかわりに
なんとも言えない安定感がある野田総理。

僕が支持する政党ではないけど
まずはじっくりお手並み拝見してみたい、そんな比較的いい気分で
その就任の記者会見を見たのである。



posted by bing at 23:06| 香港 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月15日

軟弱男の「夏渡し」

それぞれの季節に聞きたい曲がある。

秋は「恋人よ」
冬は「クリスマスイブ」
春は滝廉太郎の「花」

この季節聞きたくなるのが誰も知らないであろう
大江千里の「夏渡し」という曲である
(YOUTUBEを貼ろうと思ったけど、誰も上げていないほどの曲である)

『夏渡し』
作詞:大江千里

政治の真似事のようなビラをまいた水曜の朝
本気でまわりの全部 変わるなんて考えてない

彼はかつて同志と呼ばれ
逆らうことにあきたりないと言った

渋谷の改札で声を上げる人の群れたちよ
あれから新聞も活字が増えたと目を細めてる

この国に夏が来る
変わらずの夏が来る

登記も書きかえたという母の声が耳はなれない
彼女のスカートの丈も会話も責めるのも短くなる

今日は少し遅く起きて
すいたバスのうしろにゆられてみた

入江の桟橋の低い土地ももう買えなくなる
これから新聞は一人の死亡記事もひかえるさ

この国は何処へ行く
変わらずに進んで行く

そろそろ梅雨も軒をくぐって
ぼくも仕事を又始めるよ だから

何処かの人ごみで偶然変わったきみにあいたいな
そのころ今より昔に近いぼくでいられたら

この国に夏が来る
変わらずの夏が来る
この国は何処へ行く
変わらずに進んで行く
この国に夏が来る



梅雨明け前の夏の時間に
政治的なビラを撒いてもなにも変わらないと分かっている友達に
バブル全盛の土地の高騰の話題を織り込みつつ
分かれた彼女の事を思いつつ、東京をうろついている、
その空には青い空と白い雲、そんなイメージ。

大江千里はもう少し歌が上手だったら、ヒット曲を残したかもしれない。

でも、当時の売り方の戦略か、
おしゃれな関西神戸方面POPという事で
その軽さや華やかさが全面に押し出されていたと思う

でも、アルバムを聞いてみれば
実は
骨太な軟弱男
もしくは
軟弱な骨太
という感じの歌が多く、弱っているときには
繰り返し繰り返し聞きたくなるような何かを感じてしまうのである

この曲をふと今日の帰り道、思い出した時、
バブル全盛で20代で
自分が何を持っていて、何がかけていて、どんなふうになりたいのか
ってことを夏の東京をうろうろしながら考えていた、
あの当時を思い出したりしたのだが
驚くべきことに、
アレからほとんど成長していない自分に気づいてみたりしたのである

何をもっていて
なにが欠けて
どんなふうに生きたいのか?

20年来の宿題に答えをもたないまま
蒸し暑い夏の夜のいつもより少し暗い帰り道を

この国に夏が来る
変わらずの夏が来る
この国は何処へ行く
変わらずに進んで行く

と心で口ずさむのである。
posted by bing at 23:18| 香港 晴れ| Comment(1) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月18日

「メルトダウン」

「ザ・ホワイトハウス」(原題「the west wing」)というドラマがあった。

NHK総合の海外ドラマ枠で第一シーズンが始まり、
シーズンを追うに連れ、NHKBS最後はCSで放送された、
という事実が、人気のなさを雄弁に語っている。

DVDもとっくに放送が終わっていながら
なかなか発売されなかったが、ついこの前最終シーズンが発売になり
完結した。

このブログでも何度かこのドラマのすばらしさについては書いてきたし、
実際、アメリカでは、何度も賞を受賞していた本物の大人の為の
政治を舞台にした骨太のドラマだった。

この最終シーズンに「メルトダウン」というタイトルがついたストーリーがある

カリフォルニの原発でメルトダウンが起こりそうになる、という話。
折しもこの時期、大統領選挙があり
共和党候補の地元であるのだが、その候補が原発を推進していた、
という話が肝であったりする。

このエピソードの内容が本当に起こった、しかも日本で、
という事で、状況を比べてみるとなかなか興味深いのである

・大統領は直ちに非常事態を宣言
・情報ので元を一箇所に集中させる
・大統領は地元や避難民をいかなる形であれ支援することを約束
・作業員の犠牲を伴うかもしれない、という状況で、
 作業員の生命より国民全体の生命を優先させ、作業継続を指示

というのが大統領、行政の取った措置

一方の大統領候補は、
原発事故が発生しても、自らの原発に対する姿勢は変えず
事故が収束した原発の前で、今回の問題について
報道陣の質問がなくなるまで数時間に及び質問に答え、
自らの信念を貫く、というストーリーも同時に進行するのである。

ドラマの話だよね、そう言われれば、その通りである

理想と現実のGAPがあるのはもちろんのことであるが
このエピソードを見ると、今日本で進行している
ポリティカルドラマと比較して、
なんとも言えない気持ちになるのである。

ザ・ホワイトハウス
セブンスシーズン
第12話 メルトダウンの危機 / Duck and Cover




posted by bing at 23:13| 香港 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・映画・・・メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月20日

飛び抜けて秀逸なドラマを見つけました

このブログで、いくつかのアメリカのドラマを絶賛してきた

しかし、どうも、それらをはるかに凌ぐ、と評価してもいい
コクがあるドラマにはまってしまった。
睡眠不足!

それは、「ブラザーズアンドシスターズ」(原題 brothers and sisters)
AXNのページ http://axn.co.jp/program/brothersandsisters/cast_staff_04.html

出演は「アリーマイラブ」のキャリスタ・フロックハート、ロブ・ロイ、サリー・フィールドなどの面々

アメリカでは、ディズニー傘下のABCで放送されているが
日本ではソニー・ピクチャーズ傘下のAXNで放送されている
(子供用のチャンネルをディズニーは日本で2つ放送しているが、
大人向けも絶対やるべきだと思いますが)

アメリカのドラマというと
爆発、テロ、警察、病院、裁判、心霊系と
なんかこう特殊な世界の話が多い。

しかし、このドラマは基本はアメリカのみならず
どこの国でも起こりそうな話をじっくり描く、
普通の家族を軸に(普通かどうかは怪しいし、今やアメリカに普通の家族があるのか、という
事についてはこのブログ内の「フレンズ」の項目で触れました)
話が展開する日本で言うところの「ホームドラマ」、しかも辛口である

といえば「渡る世間」ぽいの?
という話になるでしょう。

ある意味YES

食品会社を営む父(夫)がなくなった後の
その妻と5人の子供たちの話。

父には愛人がいて、その間には子供もいて・・
子供達も離婚、不妊、イラク戦争からの帰還兵のトラウマ、ゲイと
現代的な問題が、実家の食卓を主な舞台に、
家族間での言い争い、和解と話は発展していく。

なんか気が重いドラマに感じますよね、こうかくと。

しかし、渡鬼との絶対的な違いがある。

ドラマはリアルに、そして時に、絶妙なユーモア、
そして出演者から醸しだされるなんとも言えない
リアルな家族の雰囲気と共に進行し、
そこには、言い古された言葉だけど、愛、絆、信頼、希望といったものが
伝わってきて、重い話が展開されても、見た後は爽やかな気分になれる。

アメリカという国は、本当にソフトの国だな、と思う。

兎に角、脚本がいい。
退屈させない筋に、圧倒的なセリフの量。
(お互い顔を見合わせBGMで5分間といったアジア流演出は皆無)
みんなしゃべりまくる。

そしてそのセリフは、個々のキャラクターを浮き彫りにしながら
家族の絆、という究極のテーマを描き出している。

そしてそれを演じる俳優。
どんなドラマに出てもキムタク、という俳優あっての日本のドラマと違い、
役になりきってる、という深いの違いが際立つのがアメリカの俳優陣だと思う。

日本のテレビ番組は…云々
という話はホントに聞き飽きるくらい聞くけど
デジタルテレビをかった集合住宅に住む皆さん、
多分、スカパーのアンテナは繋がってます。

良いドラマを見つける方法はいくらでもあるとおもう。

(この項続く)

posted by bing at 11:14| 香港 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・映画・・・メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月27日

CNN HDへの遙かなる道

今CNNは、e2byスカパーで見ている。

住んでいるアパートの屋上に共同アンテナがあり、
テレビに付いてるチューナーと毎月のクレジットカードの数千円の引き落としで
CNNが見られる。

では、HDはどのようにすればみられるのか?

結論からいうと、e2では無理なんで、スカパーとの契約が必要になります。

と書くと簡単に聞こえるけど、これは遙かなる道なんですよね。

まず、共同アンテナでは、スカパーの受信はできない。
不確かな情報を流すのは恐縮ですが、110度に上がってる衛星だと、
BSとe2の受信はできるが、スカパー本体の受信は別の衛星から、ってことと思う。

では、スカパー本体を受信するには、
自分のベランダに、パラボナ購入し、新たなチューナーを購入するしか無いわけです。

買ってもいいですよ、買っても、HDの為なら。

でもさ、アンテナの設置は、わたくしの見解では個人では無理だと思うのです。
BSは結構広いレンジで波を拾えますが、CSは角度とか方向が結構狭く、
そこに合わせるのが20年前はできずに、電気屋サンにきてもらった。
電気屋サンに着てもらうってことは、部屋を片付けなきゃいけないし、
AKB48のポスターも剥がさなくちゃいけなし、結構面倒(嘘)

それで、今フレッツひかりなんで、
こっちで行けないかと思ってみたわけです。

そこで、NTT内部をたらい回しにされながら、
電話取材を行いました。

結論、ひかりテレビというNTTのサービスからCNNは外れました。


では、では、スカパーひかりという
サービスでは
CNN HDが入ってます!

しかし、しかし、このサービスは集合住宅では不可能で
個別にひかりを引く作業をしなくていけないそうです(集合住宅用のフレッツではNG)

結局、自分のベランダにパラボナ、ということしか
手段はないようです。

やれやれ。

部屋の掃除するか。












posted by bing at 13:48| 香港 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | CNN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アメリカ版のCNNがやってくる!けど・・・

日本やアジア、ヨーロッパで見ているCNNは
いくつかあるCNNのチャンネルの一つ、CNN インターナショナルというチャンネルである。

厳密には日本では、アメリカの放送を少しブレンドしてあるCNNjという独自のチャンネル、
ということにはなっているが。

よって、世界のどこを旅していようとも、ほぼ同じ顔ぶれが伝える、
世界標準のCNNが見られる。

しかし、世界向けのニュースになるから、
どうしても、内容は、新聞の国際面のような順番になる。

今であれば、朝鮮半島の危機であり、アイルランドの経済危機である。

さらに、番組が全体にNHKの7時のニュースのような作りである。

スタジオもそれなりにクールだし、NHKの原稿+VTRよりは、
現地からの生中継や、世界中の専門家の中継など、
変化がある作りではあるが、なにせ、人間の数を抑えたオペレーションになっているし
スタジオの天井が低い!(関係ないか)


一方で、アメリカ版のCNNは、CNBCやFOX NEWSなどと厳しい視聴率競争をしているわけで、
それなりに凝った作りになっている。

それを実感したのは、一時期、CNNjでも放送されていた
「American morning」という番組だった。
(日本では夜の9時スタートなんだけど、子供だましの日本の地上波を見るよりは
全然楽しかった)

30分単位で、オープニングがあり、時差があるアメリカの東から西へ、
次々目覚める人達へ、内容を徐々に変えながら繰り返すニュースは、
VTRが流れる瞬間に効果音が流れたり、アンカーや記者やゲストとの
洒落たやりとりもなかなか面白かった

これが、再び、12月1日から、CNN HDと銘打って、
日本でもみられるようになったのである。
(アメリカも日本同様、HD、high definition=高画質化されていて、
HDと銘打っているけど、要は、アメリカ向け放送を、CNNjとは別チャンネルで
24時間放送します、ということで、新たなチャンネルが一つ増えることになる)

こうなると、ニュースの内容は、朝日新聞の国際面から、
アメリカの事件、政治、エンタテインメントが中心になるわけで、
それは、それで、なかなか興味深いものになるのは、
以前の視聴からも充分に想像できるのである、が、しかし、しかしであーる・・・
(続く)

posted by bing at 11:28| 香港 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | CNN | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月10日

青空文庫

風邪を引き、身動きをしたくない状態で、
かと言って寝れる時間にも限度があり。。。。

そんなわけで、埃をかぶったIPADを久々に稼働させ、
青空文庫からいくつもの作品をダウンロードしては
出だしを読んでみた三連休初日。

著作権切れの本、というわけで
なんか日本史で記憶した作家の名前から
適当に気になったものをいくつもダウンロードしてみた

例えば、今僕は二冊の新刊を5000円払って買い、
読んでいるが、持ち運びには重すぎて、これがネットでDLで買えればなぁ、と思いつつ
電車の中でページを捲っている。

いろんな大人の事情により、日本で電子書籍が本格的に稼働することは
ひょっとしたらないのではないか、と思うような状況である

一方で、泉鏡花だ、寺田寅彦だ、という著者の作品はダウンロードし放題、

青空文庫とは、まさに法の抜け穴をくぐり抜けたようなサービスであるが、
しかし、明治大正昭和初期の作家の作品なんて、新潮文庫でもわざわざ題名と作者を見て買うことなんて絶対ない訳で、一生読まない本だった

それを今、IPADだIPHONEだで接する機会ができ、
なんとなくDLしては、なんとなくページを捲って読んでみると
そこには荘厳な日本語の響きがある。

これはこれでありがたい機会である

著作権のキレテない作家と、大出版社のエゴと、取次店の都合で
電子書籍化されないなら、しばらく歴史に名を残した人達の作品を
ありがたく無料で読ませてもらおうと思う。

これも今読みたい本が電子的に読ませてもらえない副産物である。

ものすごい勢いで出ては消えの新書や新刊よりも
重みも価値もある本達に、ものすごく現代的な方法で入手し、
電子的に読むというこのGAPを楽しみつつの秋、
それはそれで大いにありなのである。


posted by bing at 01:31| 香港 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・映画・・・メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月11日

userをナメ過ぎた食べログ・カカクコム

iphoneの食べログのアプリがアップデートされた。

すると、いままで普通に使えていた
店のランク順に表示する機能に、月額315円という値段がついた。

(自信たっぷりなリリースはこちら)



先週の金曜、新宿で和食の店を探すことになった

早速食べログを開き、新宿、和食と入力し
ポイントが高い順に見て、検討し、予約をした。

おいしい、とみんなの評判ポイントから検討するのは当然の事

この当然の作業に対して、突如315円、しかも月額という値段を
カカクコムはつけたのである。
(クックパッドと同じ方式。でも彼らは最初からそうだった)

Jcast風に書けば、「APPストアのレビューは凡そ300件の非難コメントがひらすら並び、
★ひとつの評価が続出」って感じ


みんなの言ってることはほとんど同じである

僕の意見も、そもそもユーザーの意見を集めておいて
ユーザーの投稿で成立していたサイトが、その結果を突然有料にする、という
傲慢というか、横暴ぶりに呆れるばかりである、ということ

いままで無料で投稿させ(便利だからみんな投稿した)、
その便利さに対して突如課金をする、
しかもその課金をするコンテンツは価格コムが作ったものではなく、
ユーザーが投稿したものである、ということである

もちろんこのサイトを運営するにあたり、
費用がかかるのはわかる。

しかし、まずはBtoBでなんとか努力をすべきでなかろうか?

CGMコンテンツで成立するサイトが、そのユーザーの信頼を失うとどうなるのか?
これが今後の注目ポイント

ちなみにアイフォンだけの話ではなく、
今後はガラケーも有料になるそうである。

クックパッドや今回の食べログの有料人気順が気に入らない人なり企業が
ここで奮起すれば、食べログなんて要らなくなるわけだし
もしかしたら、知らない人の評価より、SNS的な評価に重きが置かれ
FACEBOOKか何かで代替できるのかもしれいので悲観はしていないが
安直且つ馬鹿にしたやり方に抗議するため、
アプリは削除することにしました。




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2010年08月14日

スターフエリーと香港のちょい悲しい話

香港島と九龍半島(大陸)を結ぶフェリーの名前。



カタカナで書くと味気ないけど、漢字で書くと、「天星小輪」。
ぐっと味わいが増す。

1800年後半に運行をはじめて、イギリス植民地の香港島と、大陸を結ぶ貴重な足だった。

日本軍が占領していた時代には運行を禁止された、という暗い歴史をわが祖国が残していたりする。

今では地下鉄、地下トンネルができて、圧倒的に不便な存在だったりする。

「暑い香港で海を渡る風を感じて」とか旅行案内なら書くだろうが、海の上であろうと絶対暑い。

今回の旅でも、一度は乗っておこうと思ったが、その機会がなかった。ちょっとだけ残念だったけど、大問題ではなかった。


帰国後、そんな小さな後悔を思い出した時、ふと、槇原敬之のアルバムに「スターフェリー」という歌があることを思い出した。



記憶に間違いがなければ、この曲の長さは船が香港島から九龍に到着する時間と同じ、という話があった。

そんな短い旅である。

この曲のイントロの胡弓ののんびりした中国的メロディーと
ゆったりした曲調が、やけにスターフェリーにマッチする。

ガソリン(?)が燃える匂いと、床に塗ったワックスの匂い、窓からの湿った風に、香港人の大声の広東語のリズム、
いつものあの大パノラマ・・・・



日本で、この曲をITUNESで購入してPCで聞いていたとき
長く付き合っていた彼氏を病気で亡くした友人からメールがきた

「せっかくの旅行をつまらなくしたくなかったから、なくなった彼の話を遮ってしまった。心配してくれてありがとう、大丈夫じゃないけど、大丈夫になろうと努力してる・・・・」

その子とご飯を食べ、メールで聞いていた彼の話を切り出したが、
話したくない、と話題を変えられていた事があった。

その後、人通りが少ない路地裏で精一杯がんばれ、と無言でハグした事を思い出しながら、地下鉄じゃなくて、スターフエリーでホテルに戻れば、絵になったな、と思ったりするのである。

また、物悲しいこの曲のイントロをまた聞きたくなった。
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2010年08月01日

いつか来た道〜香港日記

香港は再び賑わいをみせている。
ただし、中国人によって。

九龍をあるいて驚くのが
新しいビルが出来ていたこと。

ひとつはK-11というビルで
もうひとつは、I-square

後者はかつて重厚な作りのハイアットがあった場所。
今は、ショッピングモール+オフィスビル+ホテル、という
すっかり世界中でおなじみの高層ビルに生まれ変わっていた。

オーシャンセンターというモールでは
電気製品を扱う店が増えていたのに驚き
その、向いにはブランドショップが軒を連ねていた

DFSのお客さんの70%は中国人だそうである

観光バスがDFSの前に乗り付け
ブランドロゴが派手に書かれた洋服をきた中国人が
胸にお揃いのツアーのバッチを付け、
団体で大声で騒ぎながら、店の中を闊歩する。

電気製品の店も、新しくできたブランドショップも
全ては中国人にいかにお金を落とさせる仕組みだったのである。


朝、ホテルで日本の新聞(朝日、読売、日経の衛生版)を読むと
(中国人の団体客の中でひっそりと)
政治の混迷と、失われたover10年の出口の無さ感を感じ、
香港の街中では、いくつものブランドの紙袋をぶら下げ
そこのけそこのけと言わんばかりに中国人の団体が
買い物を急ぐ。

一昔前は日本人向けのメニューやホテルのレートが存在し
イイ鴨、といわれたのが嘘のようである。

舞台は大胆に回転し、
出演者は変わっていく・・・

中国人の喧騒の中で、
日本円の強さに気を良くして、
2万円のカバンを買うかどうかを、
それでも、ひっそりと迷う自分であった

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2010年07月01日

end of era,ラリーキングの退場

CNN発足当時からスタートした、トーク番組
「ラリーキングライブ」の昨日の放送で
本人が家族と過ごす時間を大切にしたい、と宣言し
レギュラー番組としては、今年の秋に終了する、との発表を行った。



25年間の歴史に幕である。

今朝放送していたCNNのニュースでは
この発表後、ネットでこの話題の出現数が一気に増えたこと、、
その言及はアメリカのみならず、全世界で行われていた事を伝えていた。
(一夜開けての今日の放送では民主党のかつての大統領候補で
妻がガンとの闘病をする事を発表し感動を呼んだが実は浮気をしていて
隠し子もいた、というジョンエドワードの奥さんが出演赤裸々な告白をする、など相変わらずの健在ぶりである)


king of talk、
アメリカではそう呼ばれているようだ。

映画を見ていると、ラリーがラリーの役で、
「ラリーキングライブ」のスタジオで、映画の主人公と架空の番組で
対談しているシーンを数本の映画で見たし、
「シュレック」では声優として意地悪なおばさんとして
出ていたりしていることからも、いかにこの番組が
浸透しているかがわかるとおもう

(「アメリカンスィートハート」「wag the dog」等アルマゲドンでもあったっけ?)

9人(か8人か忘れた)の大統領のインタビューを行ない、
中東の和平を当事者と語り合い、スターと語り合い、の25年。

その軌跡の一端はこちら


ただ76歳という年齢は
一時の押しの強さを弱めた気がするし、
今年のアメリカン・アイドルの優勝者と対談しても
果たしてどこまで興味があるのか疑わしかったり、
生放送中に変な間があったり、と一時の勢いが失せていたのは
間違いない

かつてこのブログで
ラリーキングと田原総一朗さん後のトーク番組はどうなるのか?
というエントリーを書いたことがあった。

幸いアメリカでは、候補が数人すでに上がっているようだ
(アメリカン・アイドルの司会者ライアンシークエストもその一人)

(しかし、例えば日本ではサンデープロジェクト終了後
その勢いを継ぐ番組は続かず、政治家と司会者の真っ向勝負、という
番組はなくなった)

どんなに成功した番組でも、
ピークがあれば幕引きの時もある

ラリーキングライブはこの数ヶ月、
視聴率の落ち込みも激しかったようで
特に終わるのでは?という記事が随分アメリカでは出ていた

早かれ遅かれこの発表がされることは、
織り込み済み、ということだった。

しかし、やはり、ひとつの時代の終わり、という気持ちである。

数年前、香港に旅行したとき、
本屋で彼の「how to talk」という本を見つけ、買ってみた。
記憶が曖昧なんだけど、質問する時はなるべく短い言葉で
質問し、相手に話をさせる、という記述があった

以降、仕事で話をする時は、
いかに少ない言葉で、多くを語ってもらうか、という挑戦を
続けていることをここに密やかに発表したい

それほど、彼のインタビュー術は見事だったと思う。

テレビというのは始まりがあれば、
必ず終わりがある。

king of talkにも終わりがある、という事実

それは、望月の欠けたることのなしと思えば、という程の
栄華を誇った人にさえ当然おこる、という確認、

その理由はいろいろあると思う、
視聴率の低迷がその最たるものなんだけど。


毎日己を晒し、それが人々の世界的な支持を受けても、
己を晒すことで浮かび上がる事実で、番組を去っていく

もちろん公式にはそんなことは一度も語られていない
「家族との時間を過ごしたい」とううだけである

しかし、見ていて明らかに衰えはあったし
本人も自覚しての引退決定だと推測している

自然の摂理、つまり、年齢を重ねることで
キレが無くなった、反射神経が弱くなった的な理由で
去っていく人を見るのは、何気に辛いのである
(笑点の円楽さんも同様)


偉大なるひとつの放送の歴史の幕を
この秋に僕は見ることになる

最終回は間違いなく録画である

寂しいし残念だし、
番組が終わる、ということ以上に複雑な人間のさだめ、を感じて
さらに複雑な気持ちになるのである。

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2010年06月27日

池上彰氏ブームについて

wikiで検索してみたら
ものすごい本を書いていて
民放にもすごい数出演していることがわかった
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E4%B8%8A%E5%BD%B0

NHKをやめても、なかなかパッとしないアナウンサーが多く、
フリーアナ受難の時代だと思うが、
記者がこんなに忙しい、というものなかなか面白い

しかし、ここでひとつ大きな疑問が

ニュースを分かりやすく解説する、という事を得意にしてる人に対して
これだけ需要がある、って事は一体何を意味するのか??

もちろん池上氏の本の需要は、
出版社が書いて欲しい、という需要であって
どこまで売れているのかはわからない
(でも、最近いった本屋にはコーナーまでできてからなぁ)

でも、全てが視聴率で計られる刹那的な民放のゴールデンに
出続けている、ということは、数字が取れる、という事で
いいんだと思う

そして疑問にもどる訳だが、
池上氏のニュース解説を聞きたい人がこれだけ多いというのは
逆に言えば、ニュースを理解出来ない人が多い、ということである

久米宏さんのニュースステーションのスローガンは
中学生でもわかるニュース

模型をつくり、積み木を重ね、政治家の人形を作り、と
今のテレビニュースの原型を作ったわけだが、
それでも、まだ人々はニュースをわかり易く解説する人を
求めている

理由を想像すると
1)既存の報道が分かりにくい
2)現代社会の勉強が学生時代おろそかだった
3)新聞を読まなくなり、テレビのニュースの短い時間で
  見聞きした報道を詳細に理解したいというニーズがある

かな、と思う。

例えば、田原総一朗氏はニュースをわかり易く解説しない。

田原氏は、独自のネットワークに引っかかった情報を元に
こんな動きがあるって聞いたんだけど、ホント?
と記者が通常人の見えないところでやっている作業を
テレビの、しかも、生放送という絶対的緊張下で
それを政治家に行う、という手法で、ニュースを面白くした。

手法、ということで言えば、
ニュースをわかり易く解説する、というのも、
ある意味新大陸で、ニーズがあることは充分理解できるのだが
ゴールデンで、ひたすらわかり易く解説する人が
これだけ求められている、というのは
それはそれで寒い感じがする




posted by bing at 07:34| 香港 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビ・映画・・・メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月19日

消えゆく職人芸としての「実況」

テレビ朝日の実況はひどい、
これはどうも、世の中共通の認識みたい。
地球は回っている、みたいな。
絶対現在形で書く、永遠の真理、というヤツ

「ひどい」、というより「酷い」、という漢字で表記するのが
正しい。

ふとスポーツ中継における実況というのを考えてみた。

まぁ、実況というのはラジオ時代に始まったワケで、
映像がないから、目の前で展開している事を、
絵を描く様に実況する、という特殊な技術が求めれていたと思う。

(有名な「前畑がんばれ、前畑がんばれ」は絶叫実況の走りだろうけど
まぁ、時代的な背景を考えれば、違う話だと思う)

甲子園からのラジオの中継のしゃべりだしで
「夕焼けの甲子園球場に、浜風が吹いています」
というのを昔聞いたことがあった

この一文を聞いただけで、自分が甲子園のスタンドのどこかに陣取り
風を感じているのが想像できた

ラジオの実況というのは、そんな力を持っていた

新人のアナウンサーが、初めてラジオで野球の実況をするまでには
数年の修行が必要みたいだ

放送されることのない、地味なカードを終了まで練習実況し、を繰り返す

デビューしても、先輩諸氏が放送を聞いていて、
放送終了後はみっちり反省会
そんな伝統が実況アナを育てていく、
そんな話を聞いたことがある

しかし、時代はテレビである

眼に見えることを話されても、わかってるよ、だし
しゃべらないと仕事にならない

勢い、ファンと同じ素人目線で絶叫し、興奮し、
最後はお決まりの陳腐な「感動を有難う」でお茶を濁す訳である

テレビにおけるスポーツ実況は如何にあるべきか、
というのがどうも定まっていないのだと思う

僕は「最良の質問者」になるのがいいと思う

解説の某さんがいかに話しやすく、視聴者の感じた疑問を
解説者にパスするか、
それに徹すればあとは歓声、ボールを蹴る音、審判のホイッスルという
生音で、充分に中継は楽しめる

TOO MUCHなんだと思う

アナウンサーという職業が
隣のおねいちゃん、おにいちゃん風が絶対条件で
おどおどしている様を売り物にしたい(Aアナ)、
天然ボケが強みだったり、と職人技が要求されない時代に、
国民の半分が熱狂する実況が絶叫なのはお寒い限り。

そして、今夜も絶叫だけの実況が続くのだろうなぁ・・・・


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熱狂

此の話は前にも書いた記憶があるけど

小学生か中学生の時に、遠藤周作のエッセイをよんで
今だに覚えている話。

それは太平洋戦争時に周作少年が目撃した
隣組の話

隣組については、教科書で習ったと思う
私流に定義すれば、回覧板を回すための組織ではなく、
戦争時に、住民相互が監視し、監視されるシステム

遠藤周作さんの話は、パーマをかけた人に、
このご近所監視装置が過剰に反応した話を書いていた。

あんな、このお国に一大事に、パーマなんかかけて何考えてるの??
と怒鳴りつけているおばさんがいた、という話

戦争責任は誰にあるのか?
首相?天皇?
いろんな議論があるけど、
お国のために、と若いムスメを罵倒したこのおばさんには
責任はあるのかないのか?

国でも、近所でも、どんな単位でもいいのだけど
全体が同じ方向に向かって熱狂する、というのが
なんか気持ち悪いのは、この話が頭の隅にずっとあったからだと思う

高校時代、僕の高校が甲子園出場をかけた、
県大会決勝にコマを進めたとき、
僕は会場にいないばかりかローカルテレビの中継も見ないで
笑っていいともを見ていた・・・w

これも、なんか集団的熱狂への制御装置が働いた

集団で、誰かの事をいじめるのもあれだけど、
一方で誰かの事を褒めまくってる、ってのも気持ち悪い。

好き好んで、逆の立場になろうとは思わないけど、
簡単になんの思慮もなく、熱狂するグループ入りして、
すごいです、感動ですとかいうのはどうも馴染めない

集団の有り様が、隣組とか高校とかから
Ust、twitterなどに変わっても、この熱狂は続き
もちろん熱狂がないのも寂しい話なんだけど
やな熱狂を最近やたら目にしている印象があり、
制御装置が働く今日この頃なのです。


posted by bing at 09:54| 香港 晴れ| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月24日

情報過多時代の情報希薄

定期的に読んでいるのは

1)ニューズウイーク(日本語版ね)
2)G2(講談社ノンフィクション雑誌)

位である。

で、それぞれなぜ読んでいるのかを考えると

1)は、コラムが読みたい。

こんなことがあった、はCNNであれ、47ニュースの共同通信の
記事
を読めば把握できる

その出来事に対して、掘り下げた取材で
一報に対して、付加価値のついた情報を入手したいから
読むのである(ニューズウィークのユーモアのセンスもいいなぁ)

オバマ大統領の一時のブームと
それに続く苦闘、
日本経済の不調と、そこから生まれた社会を覆う
暗いムードの記事は秀逸だった。

2)は何故か?
共同通信のネットニュースでは数百文字の情報しかない。
日本のニュースのニューズウィーク的な扱いをする媒体が無いので
その補完として読んでるのかもしれない。
(ここをブログが挑んでいるし、挑んでいくべきなんだろうけど
なかなか探せないし・・・・)

立花隆さんが小沢一郎議員を語る、等、
一次情報ではない付加価値を求めて読んでいる

さて、本題
最近政治家の情報発信が一部の若い議員で盛んである

twitter、ブログ、Ust等々

新鮮で最初は素直に面白がっていたのだけど、
問題は一方的な情報発信である、ということに今朝気がついた

ネットは一方通行ではない、
よくいわれることである

でも、例えば、蓮舫さんのtwitterに、事業仕分けの件で
鋭いツッコミをするほど、事業仕分けについて調べているわけでもないし、その時間もない

鳩山総理がどうも、もうイッパイイッパイで、
日本のタメにもよくないらしい、という断片の情報は得るけど
なにがダメなのか、をググって事実を探し出すだけの時間もない

一次情報から詳細な情報へ
政治家個人の発言の正当性や妥当性
などについて、価値付をする媒体を無意識に探していたと思う

そんな中、土曜の快晴の朝なのに
テレビを一時間見てしまった。

田原さんの激論!クロスファイヤーという番組をBSで見た。

(*1 BSってテレビショッピングと紀行番組と、サスペンスの再放送
だけだと思ってました)

(*2「cross fire」ってCNNで政治討論番組あったなぁ、
タイトルパクリ?番組のコンセプトはNBCの「meet the press」のままなんだけど)

面白かった。
1週間のニュースの一次情報の次を、
政治家のつぶやきではなく、本音を(小宮山議員は、小沢幹事長は辞めるべき、と発言。これを気に民主党では何かが動くはずだけど、
仮に小宮山洋子議員がツイッターをしていても、まだつぶやかなかったはず)を田原さん、毎日新聞の岸井さんが聞き出す。

有料だ、無料だ
紙だ、デジタルだ
キンドルだipadだ
テレビは駄目だ、新聞は死んだ

そんな入れ物の議論が盛んだけど、
ネットに溢れている一次情報を超えた情報をどう充実させていくのか
(僕は喜んでお金払います)
それをどんなメディアで流通させるのか、
それをやるのが紙メディアの会社ではダメなのか
見ごたえのある討論番組、激論!クロスファイヤーをみつつ
いろいろ考える朝でした。



posted by bing at 11:58| 香港 晴れ| Comment(1) | TrackBack(0) | テレビ・映画・・・メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする